福祉住環境コーディネータは、1995年に東京商工会議所がスタートさせた比較的新しい公的資格です。資格には1級・2級・3級の3つがあり、試験は1級が年に1回、2級と3級は年に2回行われています。受験資格はなく、誰でも受験することができます。それぞれの級の特徴と試験についてまとめてみました。

○3級
福祉と住環境の基本的な知識を必要とします。問題は、2つの分野で出題され、第1分野は「福祉と住環境連携」、第2分野は「福祉住環境の整備に必要な理論と実践」がテーマ。受験料は4200円。

○2級
2級では、より実務的な能力が問われます。3級の基礎知識をさらに進めた総合的な専門知識をもち、各専門職との連携しながら具体的に解決策を提案することができる知識と技能が求められます。受験料は6300円。2級と3級とを同日に受験することもできます。

○1級
1級を受けるには、2級に合格していることが受験の条件になります。試験は一次と二次があり、一次に合格した人を対象に、論述と記述式で二次試験が行われ、ここでは応用力や総合的な判断力が求められます。住宅の新築や改修だけでなく、ケアハウスなどの住関連施設や、さらには安心して暮らせる街づくりにも参画できる幅広い能力が求められます。受験料は10500円。

1級の二次試験試験を除き、試験はいずれもマークシート方式で、それぞれ70パーセントの正解率が合格ラインとなっています。合格率をみると、2005年度で3級が48.5%、2級が45.9%、1級で2.5%となっています。はやり1級はかなりの難関ですね。
3級から挑戦する人も少なくありませんが、資格を生かして仕事をするためには、実務的な知識と技能が必要となる「2級以上の資格」が求められます。受験者数をみても、2級を受験する人が圧倒的に多いことからも、2級以上の資格の必要性がわかるというものです。

【公式URL】http://www.kentei.org/fukushi/index.html

 
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